〒230-0051 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央4-17-1-205(JR鶴見駅から徒歩5分、京急鶴見駅から徒歩1分)
事業再構築補助金で採択されると、採択通知が届きます。この段階で、交付候補者としての権利を獲得したことになり、まだ補助金の交付が決定したわけではなく、交付申請が出来るようになります。
事業再構築補助金のページでGビズIDを使ってログインすると、必要書類の一つである、経費明細表を、採択画面において応募時の情報が反映された状態でダウンロードすることができます。そこでの情報と、補助対象経費の見積書などを照合し、必要な情報を入力し、すべての資料を用意した上で、交付申請を行います。
必要書類 | 様式 | 備考 |
---|---|---|
必須書類 | ||
1.経費明細書 | 応募時の情報が反映されたフォルダをダウンロード こちらからログイン | |
2.決算書 | 法人の場合添付 直近の確定したもの ※応募申請時に提出している場合は不要 | |
3.青色申告決算書 /収支内訳書(白色申告) | 青色申告決算書…提出用4ページ全て 収支内訳書…提出用2ページ全て | 個人事業主の場合添付 直近1期分の決算書 ※応募申請時に提出している場合は不要 |
4.見積依頼書 | 参考様式6 | 相見積書がある場合は同内容で本見積、相見積両方必要 |
5.見積書 | 従業員が0名の場合でも添付が必要 | |
6.相見積書※ | ※契約先(発注先)1者あたりの金額が50万円(税抜き)になる場合は必要 | |
7.取得財産に係る誓約書 | 参考様式21 | |
該当者申請者のみ必要書類 | ||
1.補助対象経費により取得する建物に係る宣誓書 | 参考様式24 | 建物の新築に係る経費を補助対象経費として計上している場合 |
事業再構築補助金では、対象経費が以下の11個に区分されています。
①建物費、②機械装置・システム構築費、③外注費、④技術導入費、⑤専門家経費、⑥運搬費、⑦クラウドサービス利用費、⑧外注費、⑨知的財産建等関連経費、⑩広告宣伝・販売促進費、⑪研修費、⑫廃業費
計上する補助対象経費がどこにあたるのかを確認し、経費明細表の中の、それぞれの区分ごとになっている費目別明細書に、見積書の額を記入していきます。
注意点①:補助対象経費になるのは税抜きの価格です。
注意点②:費目別明細書は小数点以下三桁も表示されるため、1が1.000と表示されます。
費目別明細書に数値と情報を入れると、その情報が経費明細一覧に反映されますので、(B)補助対象経費(税抜きの額)に表示されている額を補助率(基本的は2/3、枠や区分で変わることがあります)で計算し、(C)補助交付申請額を記入します。
注意点③:この時、補助上限額よりも大きな額での記入はできません。計算の結果、超えた場合は補助上限金額で記入します。
次に経費明細一覧の資金調達内訳を記入します。補助金を受けるまでの資金を(C)補助金交付申請額と同じになるように記入し、補助事業全体に要する経費調達一覧部分は、合計額が(A)事業に要する経費と同じ額になるよう、オレンジ部分を記入します。
➡この部分は表に慣れないとわかりづらいかもしれませんが、記入の上で数字に不備が出ますと、シート上でエラー表示が出ますので、そこで最終確認をするようにしましょう。
書類が揃いましたら、ログインをして、マイページで「事業再構築補助金」を選択し、交付申請を行います。
提出書類は名称を変えずにそのまま添付し、証拠書類は上記でまとめたZIPフォルダを添付します。
以上になります。交付申請後、交付申請が受領されますと、交付決定通知書がjgrantsにて添付されます。
この交付決定通知書には、交付決定通知日や、補助事業期間の詳細、補助予定金額などが記載されており、このあとの実績報告の際に必要になるため、この時点で実績報告に向けてダウンロードしておくと便利です。
交付決定がされたのち、ようやく補助事業開始となります。(事前着手申請を出していた場合はそうとはかぎりません)